君の運命の人は僕じゃない

今年の誕生日は、去年が霞むレベルだった。

去年の春 互いに見かけたことがあっても 会話さえしたことのない人と 今年の2月に結婚し、初めての誕生日を祝ってもらった。

誕生日前日

あの人の店に 応援にいってきた。

会うのは 去年9月ぶり

連絡は 今年の1月で 途絶えてた。

最後の記憶と あまり変わらないあの人だった。

気まずくなるのかと思っていたら

普通に会話をしていて

かとおもえば

ちょっとした核心にふれた話のときは

軽く突き放す感じの反応だった。

呆れてるんだろうな、わたしに。

仕方ない。

どれを選んだら 自分にとっていいのか

人生においての分岐点を 自分で選び続ける事に 疲れ

引っ張ってくれる人を 選んだわたしのせいだ。

振り返れば

あのオッサンに 邪魔されてきた感が否めない。

離婚するする詐欺の ハゲ。

あの人に会いに行けば 尾行されて

ヘラって、変なラインを送ってきた。

それを気にし、いちいち返事していた。あの人の目の前でも。

今思えば、ありえない。

何を失いたくなかったんだろう。

ハゲは、

まさかわたしが、他を作るとか、みたいなんだったんだろう。

いつまでも、あると思うな

ってやつだな。

あのハゲは それも分からなかったんだろう。

思いもしなかったんだろう。

ハゲがいなければ、あの人とうまくいっていたのかもだけど

すべてが絡んでの 今なんだよな。とも思う。

元からあの人とは 縁がなかった。

さらに言えば、ハゲはもってのほかで。

終わったいま

あの人は なんだかんだ顔がいいし、包茎だけど できる。

ハゲとは できないな。生理的に受け付けない。

あんなに好きだったのに、不思議。

いつから情だけになったんだろう。

今や その情すらもない。

あの人の店に、また応援にいかないといけないのだ。

アイロン、捨てちゃったか

前回、聞きそびれた。

次は聞けるかな。

聞いて どうすんだろか。

あれは 限定のやつだから

返して欲しいかな。

一回しか 使ってないし。

敷地内のラーメン屋さんに 休憩中いこうとおもったら

「魚介ラーメン食べられるっけ」

って、きかれたんだよな。

アイロン捨てられてるのも嫌だけど

それも ぁあ、って、なったな。

天然なだけかもしれない。

よくわかんないや。