atom heart mother

念書

というものを、彼の提案で 先日書いてもらった。

 

次に揉めて、アザみたいになったら、

離婚協議に合意するって内容だ。

この結婚は復讐なのだろうか?

わたしに誠実になりきれなかった相手と

守り押しきれなかった相手に対しての。

そんなことを ことあるごと、思っていた。

久しぶりの2連休だった。

気がついたのは 休みの初日。

彼と休みが被り 彼のリクエストで、グランビュッフェへ行っていた。

前回、別の人といったのがはじめてで、

メニューは少なめだよっていわれていて、

たしかにそうで、

今回が 2度目だった。

食べ終わったあと、今回彼も おなじことをいっていた。

あれいつだっけな?

って、頭のすみっこで考えていたら、

隣のエリアの店で、コロナにかかった従業員さんがいて

消毒にいかなくてはならなくなった

と、彼がいう。

前回、彼の店でも コロナにかかった従業員さんがいて、 隣のエリアの人たちにも 手伝ってもらったから、仕方ない

と、おもいながら

彼が帰ってきたとき、泣いてしまった。

さみしかったのは、そうだったけど

休みなのに手伝いにいった彼に対して。

疲れてるんだもんな。

これが、これからも、ずっと続くの?

社畜夫婦だもんな。

なんて、

思いながら、抱き合って、不安は ひとまず溶かされる。

連休2日目の、きのう。

バイパスで、車両火災がおきたらしく

迂回の迂回を繰り返して

家に帰る途中、

息子たちと よく通っていた道を 一人で走った。

今時期の緑は青青としていて、とても綺麗なのは

地元の小岩にいた時から 知っていた。

小さい時に、母と姉と歩いていたとき

そんな話をしたからね。

わたしって、なんだったんだろう。

あの子達にとって、なんだったんだろうね。

元旦那がいうように、

産んだだけ、

だったんかな。

わたしの全部を使ってきたのだけれど。

虚しいよ。

会わなくなって、丸3年になる。

わたしはひとりじゃない。

なのに

なんでこんなふうに

思うのかな。